活動報告

私たち東京武蔵野中央ロータリークラブは、さまざまな職業のメンバーが
その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んでいます。

「イニシエーションスピーチ」(2020/9/3)

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森 宏樹会員(2020年7月入会)

皆さんこんにちは。

改めまして、三井住友信託銀行の

森宏樹と申します。本日はイニシエーションスピーチということで貴重な機会を頂戴し、ありがとうございます。本日は、私の簡単な経歴と、当社とロータリークラブの関わりなどついて、お話させていただきたいと思っております。15分間、お付き合いよろしくお願いします。

まずは自己紹介させていただきます。私はこの4月にここ吉祥寺に参りました。駅前にございます「吉祥寺支店」と東急百貨店の並びにございます「吉祥寺中央支店」の両方の支店長を兼ねておりまして、毎日それぞれを行ったり来たりしております。両店で約130名の所帯となりますが、みんなマスクをしていまして、名前を覚えるのに一苦労といったところです。

昭和43年生まれで今現在51歳です。現在単身赴任中です。関西学院大学卒業ですが、大学では恥ずかしながらろくに勉強もせず、アルバイトやサークル活動などに明け暮れておりました。趣味はアウトドア全般ということで、たまにですが、北アルプスの槍ヶ岳や穂高岳なんかに登りに行ったりしています。また、これもたまにですが愛車のオートバイでツーリングに出かけたりしています。

ここで少し当社の成り立ちや信託銀行についてお話させていただきいと思います。我々はよく、三井住友銀行さんのグループ会社と勘違いされることがありますが、資本関係もなく全くの別組織となります。三井信託と住友信託はそれぞれ歴史は古く大正時代から続いておりまして、平成10年に中央信託が拓銀の破綻に伴い本州部分の営業譲渡を受け、平成12年には中央信託銀行と三井信託銀行が合併し中央三井信託銀行となり、さらに平成24年に住友信託銀行と合併し、三井住友信託銀行(三井住友トラストホールディングス)として今に至っております。

そもそも信託銀行と普通の銀行って何が違うのか?といった質問をよく受けるのですが、簡単に申しますと、普通の銀行が行っている預金や融資の業務に加え、信託銀行を受託者として、お客様から財産の信託を受け、管理・運用していくといった様々な信託業務を行っていることと、併営業務として不動産仲介業務や株主名簿の管理などの証券代行業務、遺言や相続のお手伝いなどの業務を取り扱っているのが特徴です。メガバンク系列の信託銀行もございますが、独立した全国規模の専業信託銀行は当社のみということになります。

私の経歴になりますが、平成3年に中央信託銀行の大阪支店に入社しました。まだ世の中はバブルの余韻が残っている時期で、私は個人のお客さま向けの営業を元気一杯にやっておりました。平成7年に静岡支店に転勤となり、主に法人融資の営業をしておりましたが、この頃くらいからだんだんと銀行の不良債権問題が話題となり、バブルの崩壊を実感することになりました。こうした中、先ほど申しましたように、中央信託銀行は拓銀の本州部分の営業譲渡を受けました。平成12年には東京の本店営業部というところに異動となり、ここで三井信託銀行との合併を経験しました。平成14年から3年間、銀行の労働組合の専従として働くこととなり、うち最後の1年は中央執行委員長を務めました。平成17年からは不動産部門に異動となりました。途中、不動産ファンドの運用会社に出向する機会もありました。平成20年にはご存知のとおり、リーマンショックが起こり、バブル崩壊の時のような光景を再び見ることとなりました。

そうした中、中央三井信託銀行と住友信託銀行が合併することになり、平成22年からリスク統括部という部署に異動となり、ここでは主に合併交渉の仕事につきました。平成24年に三井住友信託銀行として合併したタイミングで私は久しぶりの営業店に次長として戻ることになりました。福岡支店を経て岡崎支店で支店長となり、今日までほとんど営業店で仕事をしております。地域のお客さまと触れ合いながらの仕事は自分にとっても向いておりまして、いつも楽しく仕事をさせていただいている次第です。

続きまして、当社とロータリークラブの関わりについてお話させていただきます。ご承知のとおり、「米山梅吉氏」は大正時代に我が国におけるロータリークラブの創立に関わり、その初代会長に就任された生みの親ですが、その米山梅吉氏は当社の母体であります三井信託株式会社の創業者で初代社長でもあります。

「米山梅吉氏」は、幾度かの訪米をされた際、ロータリークラブの存在を知り、その「奉仕」という理念に共鳴されたことはよく知られていますが、同じように訪米の際に「財産管理を使命とする信託業務」に関心を持たれた結果、我が国最初の信託会社である三井信託を創業したということです。三井信託の設立時の定款には、ロータリークラブの理念と同じく社会貢献を通じた「奉仕と開拓」の精神が明記されており、この精神は、現在の当社の行動規範に明記され、しっかりと引き継がれています。

なお、当時の米山梅吉氏が使用していた社長室が今でも我々の日本橋にございます店舗にそのままの形で残っておりまして、今も応接室として使われています。ちなみにですが、その社長室があります日本橋の店舗は半沢直樹のドラマのロケでよく使用されています。

ということでして、米山梅吉氏が設立した三井信託の流れを組む銀行でこうして働き、同じく米山梅吉氏が創立したロータリークラブの会員とさせていただいたのは、私にとって大変名誉なことであり、何かのご縁とも思っております。これからも、ここ武蔵野で奉仕の精神を持ちながら精一杯、頑張っていきたいと思っております。まだまだ至らない点もございますが、どうぞこれからもご指導よろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。