活動報告

私たち東京武蔵野中央ロータリークラブは、さまざまな職業のメンバーが
その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んでいます。

「メンバーズデー(8月・9月)」(2026/9/3)

その他の活動

*8月と9月のお祝い(会員誕生日、ご夫人お誕生日、ご結婚記念日、その他のお祝い)

おめでとうございます。

*ロータリーの友9月号の読み合わせ(会長エレクト 中村会員)

7月、8月とグループ幹事としてのお役目のため例会に来られなかったので今月が初めての“ロータリーの友読み合わせ”です。こんなにロータリーの友を隅からすみまで読んだのは入会してから初めてです。読んでみると、ベテラン会員の方には物足りないであろう基本的な知識だけでなく、全国各地のクラブの活動なども載っておりとても内容の濃い1冊なのだと知りました。1年かけて自分自身も学び、皆様には良い記事をご紹介できるよう頑張ります、よろしくお願いします。

*会員スピーチ(チャーターメンバー 金子会員)

本日は、先日亡くなら れた中里さんを偲び、中里さんとの思い出を交えながら、当クラブの創立当時のことや、私が口一タリーで経験してきたことをお話ししたいと思います。

私が中里さんと初めてお会いしたのは、東京武蔵野中央ロータリークラブ発足前の準備をしていた頃のことでした。当時のロンロン、現在のアトレの会議室に集まり、ロータリーソングの練習をしたことを覚えています。新しく入会する者が昼間からしらふで声をそろえて歌うことには、どこか小学生に戻ったような恥ずかしさがありました。新しく入会された皆さんの中にも、最初は同じように感じた方がいらっしゃるかもしれません。私も少々戸惑い、「本当に入会して大丈夫だろうか」と、入会をためらったことを覚えています。

その後、クラブの創立を披露するチャーターナイトを3月にプリンスホテルで開催することになりました。前回の卓話で萩野さんもお話しになっていましたが会場としてプリンスホテルを確保したところ、親クラブのある人物から、「新しいクラブのチャーターナイトとしては、会場が大きすぎるのではないか」と指摘を受けたそうです。

会場の収容人数は、およそ1,000人でした。一度決めた以上は何とか大勢のロータリアンにお越しいただき、会場を埋めなければなりません。そこで創立メンバー全員が手分けをして一人当たり四つか五つのクラブを担当して、東京都内の全クラブを訪ね、チャーターナイトへの出席をお願いすることになりました。そのほかに、全国のロータリアンにチャーターナイトの案内を郵送することにもなりました。

今のように、パソコンで案内状を作成し、宛名を印刷できる時代ではありません。案内状の宛名も、一枚一枚、手書きしなければなりませんでした。ちょうどその頃、商店街の新年会がありました。当時は熱海や箱根に泊まりがけで出かけるのが恒例でしたが私はその懇親会にも出席せずチャーターナイトの案内状の宛名書きをしていたことを覚えています。

今振り返ると、ずいぶん手間のかかる準備でした。しかし、創立したばかりのクラブのために会員全員がそれぞれの仕事や予定を調整し一つの行事を作り上げようとしていました。そのとき、私と組んで東村山のクラブを訪ねたのが中里さんでした。ニ人でチャーターナイトへの出席をお願いして回ったことを、今では大変懐かしく思います。

創立当時、当クラブが東急イン、現在の東急レイを例会場としたことについては、「ずいぶん贅沢な会場を選んだものだ」と言われたこともありました。当時の親クラブは、銀行の会議室を例会場としており、食事もサンドイッチとお茶ということが多かったように記憶しています。当時42歳だった私は、それだけでは少々足りず例会の帰りに必ずラーメンを食べたことをよく覚えています。

各クラブを訪問した中で、特に印象に残っているのが銀座のクラブです。当時、銀行の支店長をされていた三宅さんと一緒に訪問した際、同じテーブルに、黒猫の親子のマークが入った羽織を着た男性がいらっしゃいました。その日の卓話者とのことでしたので、ご職業を伺ったところ、「幇間です」と答えられました。いわゆる「たいこもち」です。その方を支援していたお一人がヤマト運輸の社長で、その羽織も社長から贈られたものだと聞き、驚いたことを覚えています。

ロータリーの卓話には、このように日常生活ではなかなか接する機会のない職業の方から、直接お話を伺える魅力があります。当クラブでも、かつては八王子の料亭の女将さんや芸妓さんを卓話者としてお招きしたことがありました。その日の例会は、いつも以上に出席者が多かったように記憶しています。

また、向島クラブにお願いして、向島の料亭で花見の会を開いたり、亡くなられた目黒会員のお世話で京都のお茶屋に集まり、懇親を深めたりしたこともありました。中里さんのお寺である延命寺で、あやめを鑑賞しながら例会を開いたことも、忘れられない思い出です。

こうして振り返ると、いかにも当時らしい催しも少なくありません。今とは時代も異なり、例会や親睦のあり方も大きく変わりました。しかし、普段出会えない人の話を聞き、クラブや職業の垣根を越えて交流するというロータリーの良さは、今も変わらないのではないかと思います。

ここで、ラーニング委員会の一員として、私たちのクラブが所属する地区とグループについて少しお話ししたいと思います。長く在籍している会員にはおなじみのことかもしれませんが、入会して日の浅い会員の皆さんには、まだ十分なじみのない部分もあると思います。

東京都内の口一タリークラブは、大きく第2580地区と第2750地区に分かれています。私たち東京武蔵野中央ロ-タリークラブが所属する第2580地区は、東京都北部と沖縄県の73クラブによって構成されています。沖縄県が同じ地区に含まれていることを、意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。一方、第2750地区は、東京都南部を中心とする国内90クラブと、グアム、サイバン、パラオ、 クロネシア連邦などの海外9クラ合わせて99クラブによって構成されています。東京のニつの地区を分けるおおよその境がJR中央線であると、私は先輩から聞いてきました。ただし、第2580地区には沖縄県、第2750地区には太平洋地域の海外クラブが含まれていますので、単に東京都を南北に分けただけではない、特徴のある地区構成になっています。

第2580地区には1 3のグループがあり、多摩地域には多摩グループと武蔵野グループがあります。私たちが所属する武蔵野グル-プは、現在、東京武蔵野、東京小平、東京田無、東京東久留米、東京保谷、そして東京武蔵野中央の6クラブで構成されています。以前は、東京東村山、東京清瀬、東京田無けやきの各クラブも同じグループに所属していましたが、現在はいずれもグループ編成が変わったり、解散しています。クラブを長く維持していくことが、決して当たり前ではないことも、この変化から感じます。

私たちの「東京武蔵野中央」というクラブ名についても、少し触れておきたいと思います。同じ地域にニつ目のクラブいわゆる子クラブができる場合、アメリカでは親クラブの名称に「セントラル」を加える例があることから、「武蔵野中央」という名称になったと聞いています。

普段は、自分のクラブの名称や、所属する地区、グループについて、改めて意識することは少ないかもしれません。しかし、他クラブを訪ねてみると、自分のクラブが地区やグループという大きなつながりの中にあることを実感します。

こうした地区やグループのつながりを実際に知る機会の一つが、他クラブへの訪問です。私たちが先輩ロータリアンから特に厳しく指導されたのは、例会への出席でした。当時、例会を欠席した場合は、例会日の前後1週間以内に他のクラプへ出席し、メイキャップをすることになっていました。その後前後2週間となり、現在は年度内となっていますので、以前よりも予定を調整しやすくなったと思います。

私は、自分のクラブの例会に出席できるときでも、月に一度ほどは他クラブへ足を運ぶようにしていました。そこで友人や知人が増え、それぞれのクラブの雰囲気や考え方に触れることができました。同じロータリークラブであっても、例会の進め方や会場の雰囲気、卓話の内容など、それぞれに違いがあります。他クラブを訪ねて初めて、自分のクラブの特徴に気づくこともあります。中里さんと-緒に他クラブを訪ねたことも、そうした交流の始まりの一つでした。例会への出席やメイキャップは、単に出席率を満たすためだけのものではありません。いつもとは違う人と出会い、新しい話を聞き、自分の世界を少し広げる機会でもあります。

今では、クラブを取り巻く環境も、会員の仕事や生活の形も、私たちが入会した頃とは大きく変わっています。当時とまったく同じことを続けるのが難しい場合もあると思います。しかし、人と人とが直接会い、話を聞き、交流することの大切さは、時代が変わっても残っていくのではないでしようか。入会して日の浅い会員の皆さんにも、機会があれば、ぜひ他クラブを訪ねてみていただきたいと思います。地区やグループの名称を知識として覚えるだけではなく、実際に足を運び、それぞれのクラブの雰囲気を味わってみてください。そして、そこで得た出会いやご縁を、大切にしていただければと思います。

私にとってロータリーで得た大切なご縁の一つが、中里さんとの出会いでした。

創立前に一緒にロータリーソングを練習したこと、チャーターナイトへの出席をお願いするために他クラブを訪ねたこと、そして延命寺であやめを鑑賞しながら例会を開いたことを、今あらためて懐かしく思い出します。

本日は中里さんを偲びながら、当クラブの創立当時の思い出と、地区やグループのつながり、そしてロータリーを通じて得た出会いについて、お話しさせていただきました。

ご清聴ありがとうございました。